フライフィッシングでアジを狙う際に最適な場所
1.サビキ釣りをしている常連が多い堤防
2.ブレイクに餌が溜まりやすい潮流れのある場所
3.藻林が有る漁港
4.青物の回遊が頻繁にある堤防
5.風や潮の影響で餌が溜まりやすい場所がある港
上記5つの要因が多く当てはまる場所ほどアジが釣れやすい場所である。
どんな釣りでも同じ事が言えると思うが先ず場所選びが最重要事項である。
魚がいなくては意味がないし、あまりにも釣り辛い場所や、立ち入り禁止エリア等では釣りが出来ない。特にフライフィッシングは場所の制約が付き物である。
日本に戻って来て早速アジング、メバリングに出かけてみたのだが、20年前に比べるとビックリするぐらい魚が居なくなっていた。常夜灯を覗いてもベイトすら見当たらなくて最初は途方に暮れた。そこがまたアジングを真剣にやろうと思った要因になったのだが。
それで一からポイントを探し始めたのだが、先ず子供と一緒にサビキ釣りから始めた。色々な堤防や漁港を廻り子供に釣らせ、廻りの常連に話を聴き込みながら地道に探して行った。因みにその期間は一切竿を出していない。ひたすら観察、聞き込みそれと息子に魚を釣らせる事に徹した。そのおかげで大体の釣り場所と傾向を掴んで行った。
この経験からサビキの常連が居る場所には必ずアジが入ってくる事がわかった。また常夜灯に群がるアジをメインに釣るイメージしかなかったが、実は潮周り、青物の回遊率、ブレイクと藻林、堤防の影や、潮がぶつかり餌が溜まる場所はデイでも普通に釣れる事が分かり、どんな時でもコンスタントにアジが釣れる様になった。
上記はデイアジングのポイントについてだが、ナイトや常夜灯周りのアジングではベイトの有無が重要になる。
ルアーフィッシングだととりあえず投げて探れば何処かでアジの群れに当たる可能性が高いが、フライフィッシングではそうはいかないパターンが多かった。見える魚、又は魚が居る場所ではフライフィッシングは圧倒的な強さを発揮できるが、暗闇の中で魚の居場所がわからない状況では圧倒的に不利であった。
次回は時間帯について書いてみようと思う。