海のフライロッドは通常6番から12番迄のラインナップがメインになる。

これは海外、特にアメリカのフィールドをメインに考えた場合のラインナップであり、アクション設定で有る。

アジ、メバル、サバ、カマス等のライトソルトウォーターに6番のロッドは必要ないし、フッキング率が兎に角下がる。理由は硬すぎるからだ。

では渓流やトラウト用の5番、4番を使うと今度は柔らかすぎるので有る。常に風が吹いている海では柔すぎる竿だと釣りに支障が出る。

それにシューティングヘッドが使用ラインのメインになる為出来ればガイドは全てSicを使いたい。

竿の長さは日本の堤防からの使用をメインに考えると9.6ftから10ftが1番使いやすい。ランガン用に8ft台のロッドも欲しいが、あえて1本選ぶとすれば9.6ftだろう。

9.6ftという長さで5番程度のファーストテーパーのブランクスはフライロッドにはあるが、正直Sicガイドを使用する事を考えるとフライロッドとして設計されたブランクスではキャスティングフィーリングが落ちてしまうだろう。

今メインで使っているロッドは9.6ft5番のフライロッドブランクスにSicガイドを乗せ10.5g、タイプ4のシューティングヘッドにファイヤーライン50lbをランニングラインとして使用している。

ラインシステムについては10gから11gで長さが9mから10mでタイプ4シンキングラインにファイヤーライン50lbが1番しっくり来ている。

後はこのシステムに抜群に合うロッドブランクスを探しだしてくれば日本沿岸でのフライフィッシングがより快適になるだろう。