パーチ、ザンダーがハイシーズンな今、
もう既にやる気を無くしてしまい、釣りに行く気がしない。
あそこに行って、ブレイクの数メートル先に投げ込んで、
ブレイクにある岩礁帯でフォールさせれば釣れるよね。
サイズはこれぐらいで、そこで何匹釣って、次のストラクチャーで何本釣って。
と想像できてしまう釣りに飽きてしまった。
それが荒川の橋脚にピンスポットに着くランカー越えのシーバスならいざ知らず、
50cmもみたない魚ではワクワク感もない。
そしてタイミング悪く車検整備で車の無い3連休。
かなり地獄だ。
どこか遠出してみようかと思ったが、
給料日前の車検、下の子の入園で物入時の金欠状態では行ける場所もなく、
家で悶々とするしかない。
かと言って大人しく家で引き篭もれる程人間は出来てないので、
歩いて行ける場所で可能性1%の釣りを決行。
ビッグベイトオンリーでパイクを釣りに行ったが、水温高過ぎでパイクなんか接岸するわけもなく、
博打のような釣りをしてみて思ったが、こっちの方が確実に釣れる釣りより面白い気がした。
なんか夢がある。
そもそも私のフライフィッシングの原点は、
地元の歩いて行ける川に居るランカーシーバスを楽しく釣る為に始めたような物だったので、
身近にいる最大限に大きいターゲットを、より楽しく釣る。
事が一番の目的だった事を改めて思い出した。
そんなわけで、
そろそろ秋めいてきて、秋のパイクシーズンもやってきそうなので、
真面目にフライタイイングに精を出す事にした。
今年の秋は確実にメーターオーバーを取りたいので、
年に二週間も無いハイシーズンに合わせて極大のフライを作成しようと思い実験を開始。
まずは基本となるストリーマーパターン。
対比で分かるようにビッグバンデットの下に置いてみた。
全長20cmのフライ。
これをベースにして今季突き詰めて完成させたいフライがこんな感じ。
全長が大体30cmで水押し感が出るように、バックテール、ディアヘア、フォーム等で
ヘッドを作り、水押し感を強くする。
こんなフライを作成し、投げまくってみたが、
30cmの試作フライは一発目からかなり良い動きが出せた。
しかしベースフライの方がイマイチでシルエットがかなり細くなり過ぎ、
沈下速度が早く、動きが単調になってしまった。
目標としては、
ヘッドとベースを切り離して作成し、組み合わせが色々と出来る状態にしたいので、
ベースフライ単体でも使えるフライにしようと考えている。
だからと言って一つのフライ作成に何時間も費やしたく無いし、
コストもかけたいくはないので、シンプルで速攻出来るフライにしたい。
今回一番ネックになった部分はベースフライのヘッド部分。
ここがどうしても水圧で萎んでしまう。
エポキシコーティングやアイをつけることでカバーはできるのだが、
それはやりたくない。
なるべく毛束とフラッシャーだけで作りたいのだ。
それにアイなんかつけてもパイクの歯に掛かれば、最悪ワンバイトで終了してしまうので、
時角余計な物は省きシンプルにしたい。
10月中旬がハイシーズンなので、
そこまでしばらくフライタイイングとチェックの日々になりそうだ。