あらかじめこの日と決めてやってきた中日ビルの地下飲食店街
お目当ては、もちろん間もなく24日をもって閉店する「うな文」との最後のお別れです
1月末以来、久しぶりにやってきてみれば、既に営業を終了したお店だらけの地下飲食店街は、さすがに閑散としていますが、当の「うな文」に入ってみれば、心なしかこれまでより混んでいてちょっとびっくり
これ、私と同様に、最後の別れを惜しむ感傷的な人出なんですかね
いずれにしても、24日が最終営業日なら、私にとっては、これがおそらく最後の入店
かねて予定していたとおり、餞別代りに「うなぎ丼(特)(2,400円)」を奮発するとしましょう
例によって奥の小上がりに案内され、席に着くなりオーダーをすれば、これまた例によって結構な待ち時間の後、ようやく肝吸い付きで配された「うなぎ丼(特)」
うなぎは、「ひつまぶし」の時と同様に、蒸さずに焼かれた香ばしいタイプで、乗っているのは半身と少々かなという分量
いただいてみれば、うなぎの蒲焼は焼魚なんだなということを改めて認識させられます
これはこれで美味しいけれど、食べ慣れた江戸前のうなぎに比べると、職人さんの技術のありがたみだの、ごちそう感だのというのは伝わってきにくいな
まあ、当地では、おばちゃんが他の調理をしながらうなぎを焼いちゃうくらいだから、
江戸前とは違って、もともと職人技に対するこだわりは薄いのかもしれませんがね
さて、私の中日ビル地下飲食店街でのお別れ行脚も、これをもって全編完結…かな
(7点/10点満点)