メモリカードやUSBメモリに潜む落とし穴です。まず、メモリカードといえば多くの方になじみがあるのがデジタルカメラで撮影した画像の保存ではないでしょうか。実は、撮影した画像を消去すれば「データが完全に消える」と認識をしている方が少なくないようです。

 わたしは、10年以上前に撮影した画面イメージをその場で見られるというカシオの「QV-10」を愛用していましたが、データの消去についての疑問から、セミナーなどで「画像を削除しても、データ本体は削除されないのでセキュリティ上危険ではないか」と警鐘を鳴らしてきました。

 簡単にファイルの仕組みを紹介すると、ファイルはデータ本体とそのデータを索引するためのインデックス(ファイル名や日付情報、格納場所などの情報)の2種類の情報からなります。通常、「ファイルを削除する」という操作はそのインデックスの情報を削除することで、データ本体はそのまま残った状態になります(インデックスも完全には消去されませんが、ここでは本体データがそのまま残るという事実を知ってください)。

 つまり、デジタルカメラのメモリカードでは、利用者が「画像を消した」と思いながらも実際にはデータ本体が消えていないことになります。当時、その考えが本当に正しいのかと思い、所有していた3台のデジタルカメラでメモリースティックとCFカード、SDカード、マイクロドライブの消去について実験をしました。

 現在の製品もそうですが、デジタルカメラには以下のような消去操作があります。

・現在見ている画像の消去(1枚消去)
・メモリ上にあるすべての画像を消去(全消去)
・メモリの初期化(フォーマット)

 その結果、どの消去操作を試してみても画像のデータ本体が消えていないのを確認できました。多くのデジタルカメラ利用者は、これらの操作をすれば「データが消えた」と誤って認識してしまっています。データが消えていないという事実を知らないままでいるのは、非常に危ないことだといえるでしょう。

 例えば、このような事件につながる可能性があります。その事件では、ある男性が美しい女性ばかりに「メモリカードを貸して欲しい」と声をかけていました。女性はメモリカードを消去して男性に渡しますが、男性は借用したメモリカードから画像データを復元して個人的に収集するという悪質な行為に及んでいたのです。

 女性からすれば、他人には知られたくないと消去したはずのデータが知らないところで使われているのですから、大変に恐ろしいことです。

 この男性がした行為は、メモリカードや男性が保存に使っていた記録装置を特別な操作で検証すれば、ほぼ確実に突き止められます。さらに、最近のデジタルカメラにはセキュリティ機能が強化されて、本体のデータを完全に削除する機能が搭載されるようになりました。こうした悪質な行為は、間もなく不可能になると思います。

 以前に比べるとメモリカードの種類は相当な数に増えています。10種類以上はおろか、最新のカードリーダーでは90種類のメディアに対応するものもあるようです。メモリカードに格納されたデータを正しく削除するために、メモリカードの種類に応じた方法でしなければならず、メモリカードの種類があまりも多いのは、情報セキュリティ上も好ましくないでしょう。

●USBメモリの落とし穴

 それではUSBメモリはどうでしょうか。一部のセキュリティを考慮した製品を除いて、今の情報漏えい問題で最も危険な記録メディアに挙げられているのがUSBメモリです。仮に盗まれた場合、保存された形跡のあるデータはHDDと同じように簡単に復元でき、利用者が「消去したはず」と思った会社の機密情報が第三者に知られることとなります。

 こうした事実に気付かずに、USBメモリで気軽にデータの受け渡しをしている企業が多数見受けられますが、極めて危険な行為です。利用者は「消去操作をしてから使っているから大丈夫だ」と思っていても、実際にはデータ本体が消えてはいないのです。「簡単に復元できる」という事実を知らないまま、他人にデータを見せていることは深刻です。事実を知れば、ぞっとする人が多いのではないでしょうか。

 さらに、会社の規則で「完全削除を行うこと」と定義しているところはどの程度あるのでしょうか。統計データはありませんが、私の経験上そのような会社は極めて少ないのが実情です。仮にルールを決めていても、それらが実行されているかをチェックしなければ、ルールが意味を持ちません。

 実際に「完全削除」を行うためには、物理記憶部分(ファイルの本体部分が格納されている場所)を意識的に上書き(ランダム値でもnull値でも大丈夫です)しなければなりせん。しかし、そこにはUSBメモリの大容量化という新たな問題が起きているのです。

 例えば、この前知人が持っていたUSBメモリの容量は、なんと64Gバイトもありました。数年前までは64Mバイト容量のUSBメモリが一般的だったのというのに、すでに約1000倍もの容量になっているのです。

 データ本体を完全消去するためには、別のデータを書き込みしなければなりませんが、64Gバイトという容量のすべてを書き込みする作業は実に大変なことです。知人が持っていた製品の仕様を見ると、「書き込み速度:3Mバイト/秒(最大)」と記載されていました。これは理論値ですが、64Gバイトの実質的な格納領域を仮に60Gバイトと見積もって、計算上すべての物理記憶部分へ書き込みをするには約5時間半もかかってしまいます。しかも、これは仕様書上の数字なので、実際にはそれよりも2倍以上もの時間がかかるでしょう。

 物理記憶部分に何かを書き込むだけで10時間以上もかかるとは、あまりも不便です。データ本体の完全削除を徹底するためには、一般的に3回以上書き込み操作をすることが望ましい(編注:HDDは最低3回、メモリカードやUSBメモリは最低1回の書き込みが望ましいとされています)とされていますが、64Gバイト容量なら30時間以上もかかってしまいます。

 書き込み速度の遅い安価で大容量のUSBメモリでデータを完全消去するには、悲惨な状況だといえるでしょう。仮に企業のルールで「USBメモリ全体を3回上書きしてデータを完全に消去すること」と既定していても、現実に即していないのです。

 書き込み速度が高速なUSBメモリには、メーカーがうたう書き込み速度が約32Mバイト/秒のものや37Mバイト/秒のものがあります。安価な製品との価格差は4倍以上にもなります。仮にこの数値で3回の上書き作業をしたとしても、64Gバイト容量では3時間程度かかることが想定されます。いくら作業時間が短縮されるとはいえ、書き込み作業のために1日の業務時間が3時間も削られるのは好ましくありません。

 このように会社の規則でデータの消去方法を規定していても、それに見合う書き込み速度が得られなければ「絵に描いた餅」になってしまうのです。記録メディアの大容量化と高速化では、セキュリティも考慮してもう少しバランスの取れるようにしていただきたいと思います。読者の周辺ではデータの消去についてどのような方法を実施されていますか。ぜひご意見を伺いたいと思っています。
LAST UPDATE 2008/11/03 月
TIME TITLE ARTIST
00:02:16 DEATH DEALER YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE
00:07:32 MINISTRY OF SAINTS EDGUY
00:13:31 TIGER PUNCH HIBRIA
00:18:06 DOMINATOR DREAM EVIL
00:22:40 SCARE YOURSELF D-A-D
00:26:30 HAVE MERCY THUNDER
00:33:30 HEROES OF OUR TIME DRAGONFORCE
00:36:47 FUCK OFF AND DIE BACKYARD BABIES
00:39:10 IRON MASK THE HAUNTED
00:41:47 LAND OF DAWN ULI JON ROTH
00:44:29 BURIED DREAMS(Live) CARCASS
00:48:33 KINGDOM OF THE BLIND ALEX BEYRODT'S VOODOO CIRCLE
00:53:21 DESTINY ARGUMENT SOUL
00:56:25 FEEL 時空海賊SEVEN SEAS

LAST UPDATE 2008/10/27 月
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00:02:30 RED DEVIL YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE
00:06:33 ROCK AND ROLL TRAIN AC/DC
00:11:34 MONSTER PHILOSOPHY D-A-D
00:15:17 WATCHING OVER YOU THUNDER
00:20:21 WHISPERS UNSUN
00:24:08 LEAVING EXISTENCE DARKANE
00:28:39 WASTE OF TIME PAUL GILBERT&FREDDIE NELSON
00:32:26 PSYCHOSOCIAL SLIPKNOT
00:42:30 HEARTWORK CARCASS
00:46:43 ANYWAY YOU WANT IT JOURNEY
00:51:16 NEVER WALK AWAY JOURNEY
00:56:18 LIKE A SUNSHOWER JOURNEY
字がキレイな人はそれだけで周りの評価が上がるようだ。普段おおざっぱだったりワイルドな印象の人ほど上がり幅も大きい。ということは、この逆パターン、つまり字が汚いと相手をガッカリさせてしまうこともあり得る。

 かくゆう筆者は悪筆家だ。直筆の字を見せる機会が激減したのをいいことに今までやりすごしてきた。そこで“やりすごし派”を代表し、10月3日の朝EXPOで開催された「1時間で変わる自分の名前の書き方」に参加。すぐ字がキレイになるコツをつかんだので紹介したい。

基本技その1:書く時の基本姿勢は?

1. 手首だけで書いていないか
2. 紙との距離の取り方
3. 筆の角度も大事

基本技その2:情報を速く伝えるには?

1. 中心線を字の中心に
2. 上下の余白の長さを同じに
3. 苗字と名前の間に、少し空白を作る

応用技:すぐ見栄えのいい字にするには?

1. 画数に合わせて文字サイズを調整
2. 狭いスペースに文字をバランスよく収めるには縦線を短く
3. 横に伸ばしたり、斜めに払う線は大胆に長く
4. 上下バランスは同じ縦幅に
5. 左右バランスは、右が左の倍の横幅に

 春と今期、朝EXPOを皆勤して獲得した“得”は10個に上るが、筆者にとってこの悪筆改善講座が最も即効性があったように思う。ポイントさえ押さえれば字はすぐキレイになると実感できたからだ。

 契約書へのサイン、セミナーやイベントでの記帳、冠婚葬祭時の袋への名前記入など、ビジネスパーソンが自分の名前を書く場面は多い。講座は祝儀袋に名前を縦に書く――のがゴール。持参したボールペンや筆ペンで練習した。

●基本技その1:書く時の姿勢を正す

 講師を務めたのは高宮暉峰(たかみや・きほう)さんだ。「楽しくカンタンに分かりやすく」をモットーに書道教室「書道のはな*みち」を主宰している。高宮さんによると「キレイな字とはバランスのいい字」。バランスのいい字を書くため、まず線を引いてみて、書く際の基本姿勢をチェックした。チェック方法は縦横に直線を引くだけ。簡単だ。

 講座ではまず、半紙を縦、横に2回ずつ折った。これで半紙を16分割したことになる。この折り目の直線をなぞって左から右へ、上から下へ線をまっすぐ引いてみた。

 「横線が上に反っていった人は、手首を回して書いている可能性があります。腕全体で書きましょう。この時ひじを上げすぎないでください。自然な高さでいいんです。また、縦線の方が横線よりも引きにくい、と感じた人は体が机に近づきすぎています。机からちょっと遠いな、と思うくらいの距離感がちょうどいいですよ」

 縦線を下に引くほど書きづらいと感じた。机と体の間に握りこぶし1つが入る程度まで体を机から離してみたらうまく書けた。

 講座で半紙を16分割したのは、1つ分の縦幅が祝儀袋の名前を書くスペースの縦幅と同じになるためだ。ここに16回、自分の名前を書いて練習しよう――というわけである。この“半紙16分割法”は、簡単に祝儀袋の記入スペースを再現できるため、参加者の間でも「便利だ」と好評だった。覚えておくと役立つかもしれない。

 書きやすさにはペンを持つ角度も影響し、ボールペンと筆ペンでは、平面に置かれた紙に対して最適な角度が異なるという。

 ボールペンの場合は55~60度程度がちょうどよく、これより角度が下げると筆圧が入りにくく、上げると逆に筆圧がかかりすぎるからだ。感覚としては、やや立てているかな、という程度がいいらしい。また、筆ペンの場合は60度~75度程度がいいという。筆ペンの場合は、ペン先をなるべく立てておかないと、線が太くなってしまうからだ。

●書く時の基本姿勢は?

1. 手首だけでなく、腕全体で書く。
2. 体と机の間が、握りこぶし1つが空くくらいが最適。
3. 筆の角度に注意。ボールペンは55~60度くらい、筆ペンは60~75度くらいが最適。

●基本技その2:情報を速く伝える

 字を書く際の基本姿勢を整えたところで、次は実際に名前を書き、普段書いている字のどこを直したらいいかをチェック。高宮さんは次のポイント3つを挙げた。

●情報を速く伝えるには?

1. 中心線:左右の幅を均等にするため、縦の中心線を字の中心に。
2. 上下の余白:名前を書いた上下の余白を同じ長さに。
3. 字配り:苗字と名前の間に、少し空白を作る。

 まず中心線に合わせて書くには、体の中心線と紙の中心線を合わせる。ただし、利き手側の目が効き目であることが多いため、これではしっくり来ない場合もある。その時は効き手側の胸あたりに紙を持ってきてもいいという。

 上下のどちらかの余白が長くなる人は、文字配分を逆算して書くクセを付ける。そして苗字と名前の間を空いていれば、相手が苗字と名前の境を瞬時に識別できる。「情報を相手に速く伝えよう」という意識も大事だというわけだ。

 筆者の場合、中心線と字配りは意識して書いたが、上下の余白バランスがよろしくなかった。下の方が余ってしまったのだ。やや向こう見ずに行動しがちな自分の性格が、何気なく書いた名前1つに出てしまい、耳の痛い解説であった。

●応用技:目の錯覚を活用、メリハリ文字に

 オーソドックスなコツのほかちょっとしたコツもある。目の錯覚を逆手に取り、メリハリを効かせた字に見せるためのものだ。

●メリハリ文字を作る5つの応用技


1. サイズは画数に合わせて:画数が多い字を小さめに、少ない字を大きめに書く。
2. 縦を圧縮:狭いスペースに文字をバランスよく収めるには、字全体を小さくするのではなく、縦棒の長さをそれぞれ圧縮する。
3. はらいは長く大胆に:横に伸ばしたり、斜めに払う線は、やや大胆に長く伸ばす。
4. 上下バランスは同じに:上下の部首で構成する文字は、基本的には上下の縦幅を同じにして書く。
5. 左右バランスは右を左の倍に:左右の部首で構成する文字は、右の横幅を左の横幅の2倍に書く。

 (1)は、例えば「華子」という名前を書くとしよう。「華」の方が「子」より画数が多く、同じ大きさのマスに書くと、線が多い「華」の方が大きく見える。そこで小さく見える「子」を大きく書いてバランスを整えるのだ。参加者の「鈴木」さんは、「木」が「鈴」より小さく見える大きさだった。そのため「もう少し大きく書きましょう」と、高宮さんもアドバイス。

 (2)は、例えば「市川団十郎」がスペース内に収まり切らなそうな時、各々の漢字の縦棒を少しずつ短くして縦のスペースを確保する。文字全体ではなくあくまで縦線だけ短くするのがポイントだ。

 もう1つポイントがある。ただ縦棒を短くするだけでは不格好になるから、短くする縦線は太めに書き、しっかり止めたり払ったりする。こうすれば、圧縮していても堂々とした字に見せることができる。

 (3)は「進」のしんにょうや「大」の最後のはらいなどを、長くダイナミックに線を引くと堂々として見栄えがいい。左にもはらいがある場合、右のはらいの方が左より下になっても構わない。こうすると、(2)のようにスペースの都合上、縦の線を短くしても見劣りがしない。

 (4)は「豊」「袋」など上下に分かれている漢字の部首で、(5)は「林」「後」など左右に分かれている漢字の部首で、それぞれ1文字を構成している場合に有効だ。

 (4)は、「草」など冠が付く字は当てはまらない。また、(5)で右側が左側の倍の幅を取るのは、書道での表記上「(左にある)へんは、(右にある)つくりの引き立て役だから」右側を左側より大きくするのだ。ただし、「鶴」など左側の画数が多い場合は、右側の横幅を左側の1.5倍程度にするといいという。

 「名前だけでなく応用できるコツがあったので、さっそく使いたいと思います」という参加者もいた。悪筆を直したいけど今さら……という人は1度試してみては?
2008/10/06 月
TIME TITLE ARTIST
00:02:31 PROPHECY JUDAS PRIEST
00:07:58 NEVER WALK AWAY JOURNEY
00:12:36 DOMINATOR DRAM EVIL
00:17:40 SWAN LAKE DARK MOOR
00:23:34 DOWN FROM THE SKY TRIVIUM
00:30:14 BEFORE THE DAMNED ALL THAT REMAINS
00:33:57 WASTE OF TIME PAUL GILBERT&FREDDIE NELSON
00:38:05 IN A WEEK OF TWO(I'LL GIVE IT BACK TO YOU) BILLY SHEEHAN
00:42:39 HEAT OF THE NIGHT ANTHEM
00:47:21 THE UNBELIEVER VIGILANTE
00:51:43 ATLANTIS TNT
00:56:04 THE DAY THAT NEVER COMES METALLICA