『スペル』(原題:Drag Me to Hell /2009年アメリカ/99分)
監督:サム・ライミ
脚本:サム・ライミ、アイヴァン・ライミ
製作:ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン
音楽:クリストファー・ヤング
撮影:ピーター・デミング
編集:ボブ・ムラウスキー
出演者:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、ローナ・レイヴァー、ディリープ・ラオ、アドリアナ・バラッザ、デヴィッド・ペイマー、レジー・リーら
100点満点中77点
サム・ライミ監督・脚本によるホラー作品。呪術的テーマをライミ監督独自の解釈で、やや遊びながら喜劇的かつシニカルに描いています。
主演のアリソン・ローマンは銀行の融資係「クリスティン・ブラウン」を演じます。彼女はカリフォルニア州パームスプリングスに生まれ。9歳の時に『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台へ出演し、その2年後にはミュージカル舞台『アニー』出演しました。2002年にミシェル・ファイファー、レニー・ゼルウィガーらと共演した『ホワイト・オランダー』で初主演を果たし、この演技が批評家たちから高い評価を得、翌年にはリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル出演の『マッチスティック・メン』でニコラス・ケイジの別れた娘役に抜擢され、当時23歳ながら、14歳の少女「アンジェラ」を演じました。
相手役「クレイ・ダルトン」はジャスティン・ロングが演じます。彼はコネティカット州出身の俳優で、2007年の『ダイ・ハード4.0』ではハッカー「マット」役を演じ、同年8月にドリュー・バリモアがプロデュースした映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』がきっかけでバリモアと交際し、翌年破局しました。やや弱気な青年役が得意です。
「クリスティン」の職場のライバル「スチュ・ルービン」を演じるのはレジー・リーが演じます。彼は中国系フィリピン人で、TVシリーズの多く出演していますが、2006年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』や続編の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』では「タイ・フアン」を演じ、2008年の『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』にも出演しています。
(あらすじ)
「クリスティン・ブラウン」は、小さな銀行の融資係をしているが、最近入行した中国系の「スチュ」の存在がとても気になる。長年勤めた銀行の副支店長のポストが不在で、「クリスティン」が最有力候補となっているが、「スチュ」のごますり攻撃に支店長「ジム・ジャックス」は陥落寸前である。
そんなある日、一人の老婆「シルヴィア・ガーナッシュ」が訪れ、3回目のローン支払いの延期を訴える。「家が差し押さえられると住むところがない」と哀願する老婆だが、「クリスティン」が断ると老婆の態度は急変、「クリスティン」につかみかかろうとしたところを警備員に取り押さえられる。
その夜、昇進がかかる「クリスティン」は、支店長からの理不尽な残業命令をこなし、帰宅すべく車に乗り込むが、先ほどの老婆が後部座席から突然襲いかかてくる。抵抗の末、車外に追い出された老婆は、「クリスティン」のコートからボタンをちぎり、「ラミア」と呪文を唱える。「クリスティン」はあまりの恐怖に失神する。
この夜以降、「クリスティン」の身の周りに、身の毛もよだつ異常現象が多発することとなる。









































