真相?


まったくわからない。知る術はなかった。

誰から何を聞いても、それが真実なのか、嘘なのかわからない。

それに、もう今更だった。

俺は、ゆかを嫌いになった。

だから、終わりにした。

ゆかが言う、「好き」。俺には響かない。 信じられない。



帰りの車中。

いえろう。

「いやあ納得できない子でしたね。あの態度。天然だろうがなんだろうが、あれはおかしい!」


「あんな、仮にも俺が惚れた女や。それを悪く言われたら、俺は気分悪いわ。」


「すんません・・・」


俺はいえろうにもトゲトゲしくしてた。

感情を一生懸命抑えてた。



いえろうを家に送り届けたあと、みゆきねーさんから電話来た。


「大丈夫?」

「おう、大丈夫だよ、ありがとう。心配いらんよ。俺は終わりにしたかった。

それを今夜実行した。もう終わったことや。明日にはもう俺は違うことを考えているよ。

ありがとう、心配かけたね。みさきさんにもよろしくね。」

「元気出すんだよぉ。違う子に行くまでは、いつでも相手してあげっから!」




不思議と涙は出なかった。

その程度の恋だったんだと思う。

きっと。