僕はアヒル隊長。
定期的にチートスキルを注文住宅営業に使っている。
住宅計画あるある編をお知らせするよ!
昨今、物価上昇に伴い住宅予算も厳しくなり、以前より細かくご質問を頂く様になってきました。
「この商品使えますか?できますか?」
「追加発生しますか?」
「標準仕様ですか?」などなど
今回はコダワリが多いキッチン・トイレなど衛生設備に絞り、住宅業者の標準仕様スタンスの違いについて説明します。
***住宅業者側の標準仕様のスタンス***
①衛生設備メーカー1社・1シリーズ商品限定
「メリット」
・住宅業者側は相当安価な仕入れ可=お客様へ安価提供可
・商品選択に悩まなくても良い(打合せが少ない)
「デメリット」
・基本的に変更NG(又は変更可な場合、高額差額発生)
・気に入った仕様に出来ない(色変更やちょっと部品変更は可)
※安価提供する住宅業者又は規格住宅業者に多い
※スケールメリットを一番得られやすい例
②衛生設備メーカー数社・シリーズ限定
「メリット」
・住宅業者側は一定程度の範囲を絞る為、安価仕入れ可
⇒お客様へ安価提供可
・商品選択する楽しさが生まれる
「デメリット」
・指定範囲以外は変更NG(又は変更可な場合、高額差額発生)
※現在大手・中堅含め一番多いパターン
③衛生設備メーカー選択自由
「メリット」
・選ぶ楽しさが満載
⇒おススメの組み合わせを作り標準仕様とするケース
「デメリット」
・①②と比較すると同一商品の場合、仕入れ価格が少し高くなる
・選ぶことに苦痛を感じる方はダメ(打合せが多い)
※注文住宅メーカーに多い
***住宅業者側背景***
衛生設備メーカーは複数の商品ラインナップで沢山のオプションを取捨選択した組み合わせができます。
ただ建築する側としては、「何でも選べる」⇒「打合せ回数が増える(図面作成も多い)」⇒「施工ミスするリスクが増える」為、各住宅メーカー側で品質確保の為一定の範囲を絞りご提案している現実があります。
折角新築するならコダワリたいという方は、まず最初に仕様変更の実現有無や価格差を確認した方が安心ですよ。
あるある編はつづく