今年になって、ナミアゲハ、キアゲハともに幼虫から成虫する確率が急激に減少している。

しかも見つかる幼虫の個体数も減っている。

自宅の菜園で見つけた幼虫(だいたい3齢以降)を屋内で飼育しているのだが、終齢への脱皮不全、蛹化不全、羽化しない蛹など、寄生されていたとは思われない個体が、成虫になれない事態が起きている。

関連はわからないが、近隣でネオニコ系除草剤が使用されているのだが、他に有機リン系薬剤等も使用されているんだろうか。

それともやはり、この異常気象によるものだろうか。

幼虫の食草は、すべて自宅で数年以上無農薬栽培ものなのだが。

自然環境下では、もっと厳しい成虫化率ではあるが、自宅飼育においても、淘汰率が大きくなるのは、気分が悪いし、旅立った青虫たちには、申し訳ない気持ちが強くある。