355を購入した頃、同僚がアクアラインでスピンしてポルシェボクスターを全損、後輩が横浜横須賀道路でスピンしてホンダNSXを全損という事故を起こした。
二人とも無傷だったのが幸いというか奇跡というか・・・(その後同僚はフェラーリ360モデナを、後輩はランボルギーニ・ガヤルドを買っていたというオチがある)。

これらのクルマに共通しているのはエンジンが座席の後ろにあるミッドシップであるということ。
重たいものが後ろにあるということは、物理学的にスピンしやすいということ。

そこで、本格的にドライビングテクニックを向上しなくてはと考え、首都高でバトる歳でもないので、サーキットデビューをすることにした。
サーキット専用車として購入したのが、SW20のMR2。

キャプテンSeaRayの大冒険

前オーナーは、なぜか日産R&D開発部関係の、ジムカーナではそこそこ有名だった人。
タービンノーマルのまま、ボアアップ&カム交換&プーストアップで320-330馬力ぐらいだったかな?。

キャプテンSeaRayの大冒険

ドア、トランクリッド、ボンネット(塗装されているけど)もカーボン、フロントフェンダーもFRP、内装もすべて引っ剥がしてかなり軽量化されていた。
スタートの加速は壮絶だっけど、やっぱりリアはものすごく不安定で、しょっちゅうスピンしていた。

キャプテンSeaRayの大冒険

この頃は、毎月のようにツインリンクもてぎに通い詰め、山野哲也大先生の指導のもと修行に励んでいた。

大先生
キャプテンSeaRayの大冒険
http://yamanomagic.com/より勝手に拝借 ゴメンナサイ

このクルマ、ABSなどはもちろん付いているはずもなく、タイヤがロックするとどうなるかっていうことをイヤというほど勉強させられた。

結局3年ほど乗って、ロシア人ブローカーに売っ払った。
でもこんなのロシアの雪道じゃまっすぐ走れないと思うけど・・・。

キャプテンSeaRayの大冒険

ツインリンクもてぎ 爆走中(遅っ!)
キャプテンSeaRayの大冒険

チーム監督? オトン(現在海外放浪中)
キャプテンSeaRayの大冒険

そしてバトンタッチした二代目サーキット専用車 ナイトスポーツ VI型FD RX7
ポート拡大To4Rタービンで430-440馬力

キャプテンSeaRayの大冒険

なぜか最近、爆音街乗りグルマになってるけど(汗)。

次、乗り換えるとしたらコレ。
AUDI TT-RS
キャプテンSeaRayの大冒険
アウディ TT RS - ジュネーブショー 2009 特集