Be Magical!と言うおまじない
フラッシュ・モブというものを知ったのは最近だ。結婚披露宴など、限られた場所で行うサプライズは感動につながって良いが、公の場所で一般大衆の前で行うフラッシュ・モブに対しては意見が分かれる。ピロは好きだが。東京ディズニーシー(以下、TDS)の10thアニバーサリーで行われたグリーティング・ショー「Be,Magical!」は思い出に残るショーだ。カストーディアルだと思って見ていたキャストやゲスコンの応援に来ていたとおぼしきアトラクション・キャスト、更にはすぐそこにいた普段着のゲストまで実はダンサーだったりしていきなり踊り出す。そんな演出が仕組まれていた「粋」なショーだった。昨日図書館で借りた「東京ディズニーリゾート ザ・ベスト」というDVDを観て思い出した。当初、TDSの10thアニバーサリーは2011年4月から始まる予定だったがあの3.11の影響でパークは閉鎖、東京ディズニーランドパークの方を開園記念日の4月15日にオープンさせることを優先させ、TDSの再開は遅れた。結局TDSの10thアニバーサリーは同パークの開園記念日に合わせ9月4日からとなった。 こんなことは知っている人も多いが、3.11以降パーク周辺の地域は大変な状況だったことを知る人は少ない。計画停電に加え復旧までに1ヶ月もかかった上下水道の被害、その上家が傾いたりした。大変だったね、と声を掛けてた人も実は何が大変なのかはよくわかっていなかったりする。東京ディズニーリゾートの玄関口にあたるJR舞浜駅は、改札口のある2階は綺麗だがバス乗り場がある1階は震災後3年経ってもガタガタであった。観光客の見る街と生活している街は別物だ。この震災でピロは生まれて初めて「被災者」となった。だから理屈など関係なく、東日本大震災の東北の被災者にもまた共に協力した地区住民の方々に対しても特別な思いがある。TDSの10thアニバーサリーを思い出す時、当時の状況が交錯して自然と涙が出てくる。当時、「Be Magical!」はピロにとって復興に向けたおまじないであった。