徳永えりなんてな。
田舎足だし。
口元が
絶妙に残念だ。
白飯がススムタイプでは
でも思い返せ。だーれがあんなの…とか
云いたれつつ、皆からひやかされ囃し立てられ
すれ違いざまのシャンプーの香りや、唐突な
上目遣いに「ない需要」を出現せしめられたこと。
あるはず。そこらへんの錯覚と思い過ごしとの
共鳴構造を精緻に解明して設計、建立されたのが
『恋のツキ』のワコ。
テレ東木ドラ25チーム大勝利。キャプテン惨敗。
そばかすだったりメガネだったり
致命的な位置と大きさのホクロだったり
歯列矯正だったりとか、そういう微妙だなと
感じてた特記事項がある朝突然、絶妙へと
摩り替えられる刷り込まれる。あるはず。
てかそれこそが恋。
正直飢えてるわけじゃあないのだけど
飢えてた気にかぶりつきたい気にされるのが
徳永えりの痛恨さ。重篤さ。原作の漫画が
これで

実写化にあたり「徳永えりか…」という
DやPの微妙な懸念が、ドンペリ浴びたい
ほどの無敵感に変わった瞬間。わかる。