国民の皆さん、国民の妹は
中嶋朋子ってことで
よろしかったでしょうか。よろしかない?
じゃオレは非国民でいいです。だって
蛍ですよ。五郎さんの娘で
純の妹。愛くるしさを禁じ得ないでしょ?
「痩せギスってねえかよ?」
いや意外な福々しさ。
これ原作、山本直樹ですから。実写化でも
たいへんなことになってたはずと見直したらば
有害コミック許せないざます!的な描写はほぼ
無風でしたが。いやすごかったですから。
山本直樹ってこんな。

まあ映画は映画、コミックはコミックですから。
さあオレは非国民の妹を愛でて愛でて愛で倒そう。
と思ったら貰い事故発生。
痛っ
国民的にタチの悪い異性のともだち出現。
自転車でぶつかる→ひざ擦りむく→家で手当て
→男子発奮の
フローチャート。誰ぞ彼女?いや、こういう
不測の事態と予定調和を演じさせたら
右に出るものなし、裕木奈江。
トロ子である。『北の国から』のトロ子である。
存在そのものが事件。ジ・インシデントだ。
件のハンバーガーひとつで事変を勃発せしめたり
ポケベルが鳴らなかったり…ともろもろもろもろ
男子の黒星街道にポツリポツリ薄気味悪く点在する
警官ハリボテのような女。オレだけ?ではないはず。
ほら。
対比で見るとさらに福々しい。