再会の時 | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


前にも書いた。何度も観た。60年代の
ロックやソウルを、そして所謂ヴェトナムの
時代の淀んだ空気を、追体験でも深く肺に
吸い込みたかった僕は何度でもこれを観たよ。
軽くヒッピー
だった
白人アングロサクソンプロテスタントの
おっさんおばはんが、自殺した友人の
葬儀に集い、共に過ごした週末の
男女7人+1人
のいんぐりもんぐりヒトゲノム。



そのおまけの1人。

聖林の名匠ローレンス・カスダンの
容赦のないグラビアアイドル的洗礼に
「監督これいらなくないですか?」
と虚ろな眼と切れ上がった小股で猛然と物申す
メグ・ティリー。実際ほぼ本筋には絡まない
ものの、ドテ筋には絡みまくる名タイトルバック。
これと『サイコ2』の白タンクトップは



いまだ疼く瘢痕に。

ああサイコ観ってえよ。gifりてえのよ。
とひとりごちていると…



ああこっちでも白タン。

「監督またなんですか?」
いやあカスダン、わかってると云うほかない。
タンクトップならなんでもってわけじゃあ。
肩のピッチ、首回りの浅さ、フィット感。
これはきっと監督が別注させたサイコ2モデル。
男の信念は岩をも女の疑心暗鬼をも貫き通す。



「監督もっとレオタってください…」

一部のみにフォーカスしてますが
トム・べレンジャー、ジェフ・ゴールドブラム
ケヴィン・クライン、ウィリアム・ハートに
グレン・クローズ…と、なんか後味悪いくらいの
演技派が互いの傷と心の襞を探り合う…



あとはサントラっすね。

ほぼ単品で揃いますがこれはマストです。