T2 Trainspotting | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


うん。掛け値なしの名画でもないし。
でも『トレインスポッティング』って
どこ国のW杯の前?後?どんくらい?
みたいな感じで、加齢とともに衰えてく
記憶の座標としては唯一無比の
ブックマークな映画。
んなこと云って冷めたスタンスで
ナナメに語ろうとしても、オレには
ユアン・マクレガーへの恩義が
ある。レントン。オビ。じゅうぶんだ。
でも続編か…
腰が五万屯。でもまわりであまりにも
話題にのぼんなかった。ならオレが
取ってやらなきゃ死に水。うん。



20年前のダイアン。ケリー・マクドナルド。

ストライクゾーンの内か外か、という
次元を越えて好きだった。なんでか。
まあ脱いでんですけど
ニュウボウニュウトウニュウリンの色、形、大きさが
針の穴を通すようにどストライクだった。
そのダイアン来てくださるの?20年後。



最大の焦点。いらしていただけた。

あのマセかつサセ
JKだった彼女がべべべべべ弁護士!
しかもやり手の弁護士として
依頼人レントンをクールに装いながらも
もおほんとにしょうがないんだから…
的に、やさしく窘める。まじか?



甘酸っぺえや。

ほぼワンカットのみの出演で
脱いでもない
けど、元カノの慈愛に満ちた揺らぎが
心地よい。30パーセントのツンと
70パーセントのデレ。プラス
依頼人と弁護士という枷とへだだり。
レントン、シックボーイ、スパッド
ベグビー…あの4人に明るい20年後なぞ
あるわけもないが、あの肥溜めのような
エディンバラにも美しい花は咲く。


こっから20年後、ああ『T2』の年は
露W杯の前の年で、なかなかに
悲喜こもごもだったぜ
と鮮やかに振り返れるか?