星の林に月の船 | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


お別れだ。バックシートに冷たいオグを乗せて
史上最高のロマンティック・ドライブ。ほぼ
家の窓から望む風景だけが全世界だった囚われ猫への
オレからの手向けであり贖罪であり、感謝の旅路。



さあライドオン。


たぶん生きてるオグとだったら車内をのたうち回り
引っ掻き回し、オレもオグも車も無事ではいられぬよ(笑)
きょうはいい子。へんなホワイトノイズが走ってんの
オグがはしゃいでくれてんだよきっと。広い海や空や
大地を風が通るのを見せてあげたかったほんとうは。
もっともっとかまってやりたかった。家に置き去りにして
オレは出かけてばかりだった。オレは悪い飼い主だった。



もろもろ不服申し立ては


夢の中で承る。正座で拝聴する。罵倒してくれ。