健やかなる時も病める時もオルガンの
摩擦音のような倍音でとぶ。
脳に直接障る音。心地よいだけじゃなく
ちょっとしたエラー音?
つうかアラートみたいな。アッパー?
ダウナー?
昔ずっとケータイのメール着信音は'Green Onions'で
これはどんなに眠かったりしても絶対に気づく。
かつ五月蝿くなく、五月蠅えな…と煙たい時はスルー可。
即ち生理的に万能。
電話の着信は




'Time Is Tight'。
どんなに眠かったりしても絶対に…以下同文。
今は着信音1。面倒。
MG'sはただのスタジオお抱えのハウスバンドだった。
ブッカーはメンフィスソウルの、いや黒人音楽の叡智だし
クロッパーはあのジェフ・ベックが憧れるギタリストだ。
アルこそがバックビートの祖だ、とオレは信じるし
何しろダックはポ・マカ勲爵士に影響を与えたベーシストだぜ?
なのに過剰に主張しあうことをしない。ソウルを粋に着流す。
バンドは技巧をひけらかしエゴをぶつけあう
場ではないから、という至極当たり前の金科玉条のよう。
黒人と白人がリズムの坩堝と化して何が悪い?

というステートメントがあの時代の、米国南部で
どんだけ勇気がいったか。畏れ敬ってやまぬよ。
クリーデンスの面々もノリノリだ(┐´ー`)┘

ぶっちゃけオバマよりキング牧師より偉大。
あの四人をも脅かす四人。