『刑事ジョン・ブック／目撃者』
以来の狂おしいほどのプラトニックと
その決壊と、迸る激情…
と綴る準備万端で観始めましたが。
男気ムンムンかつ、家事えもんばりに料理、修繕
DIYまでテキパキこなすジョシュ・ブローリン
演じる、カッコいいけど非の打ちどころがなさすぎて
心底妬ましい脱獄囚と、押し入られて困惑するも
全然まんざらでもない、またしてもメンヘラなのかよ?
ケイト・ウィンスレット演じる訳アリシングルマザーが
迷い惑い耽り溺れる
さまをさて切り取るか、と観始めましたが。
即断即決でした。この二人。
が、画的には大好物です。実に厄介なことに
ウィンの子に思春期の中一男子が存在することが
実に厄介で、母親への嫉妬と、父的なものへの
憧憬とに揺れる息子、って見事なプロットは
母の事情と娘心に
光の速さで置き去りにされるんです。息子…
画的には白飯三杯です。昨今のマイビーム
ケイト・ウィンスレット特需がどこから来たのか
謎中の謎だったんですが、あれでしょうかね?
とりあえず玄関先に立ってたら、渋い顔されつつ
不祥不祥招き入れられ
仕方なしなし弄わせて
くれそうなとこ。くれるわけねえのは承知で。
こちらの事情を汲んでくれそう。
と艶ぼくろ!艶ぼくろ!