三輪姉妹が日本映画界に与えた百の功績 | キャプテンニッポンのソウル温泉

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ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


のうちのひとつ。


ねえマー君、あっちで
水泳やってるってよ」



ってなんだよって!


二〇〇〇年代最重要映画『ピンポン』で、最重要キャラ
オレの一番好きな大倉孝二扮するアクマこと佐久間の
バカカノ、ムー子by三輪姉妹の妹、三輪明日美が高らかに
真のミレニアム到来を告げた最重要台詞。
このシーンがなかったなら、この台詞がなかったなら



ムー子が三輪明日美じゃなかったなら


たとえば、二〇十〇年代の映画界に当たり前に
園子温や山下敦弘や亀井享や大根仁みたいな
虚々実々な作風をのらくらと繰り出し
ながらも、虎視眈々とリアルを狙い撃つ
すぐれた映像作家たちに活躍の場はなかったんじゃ?
とオレは訝るね。その先鞭をまんまとつけたのが
疑う余地なく

脚本:宮藤官九郎

ああもう、オレが嫌ってやまない。だがまごうことなき
それ以外の何物でもない、ミレニアムズの真実。史実。
訂正します。二〇〇〇年代前半の、脚本家としての


クドカンは好き。



あとは『中学生円山』な。