1993年の、18歳の、少し骨格が危うい様相を
呈しはじめたシャルロット・ゲンズブール。
『なまいきシャルロット』や『小さな泥棒』も
『シャルロット・フォー・エヴァー』だって
もちろん好き。『太陽は夜も輝く』なんて致死量。
けどこれがいい。オレは危うい橋を渡るだ。
もっと揺らせ。

けどコレ、邦題『ルナティック・ラブ 禁断の姉弟』です。
殊更に扇情的な。ただでさえ手にすべきではないと知りつつ
禁じられれば禁じられただけ、手にしたいと願わずに
いられない禁断イコンじゃないですか。
生みの父とさえスレスレ(?)だった崖に立つ幻影。
それが姉と弟ではちょっと。


手に余ります。
致死量が動脈から入ります。

まあハロウィンの余韻醒めやらず、ってことで。