きのうきょうはまた祭。なんだ町田は祭ばっか?
いや9月はエイサー祭、最終週が天満宮の例大祭でさ
10月の二週めの土日が町中で大道芸。そんなわけで
ハセヨー

ただでさえ気が滅入るよな老朽化した雑居ビルの階段を
下り立て付けの悪い戸を引けばこれだ。あいかわらず
ツンとデレが目まぐるしく交錯する、まあこれは歓待だろ。
伝わるといいけど。

まるで喰らおうとする者を威嚇するような突沸。
ずっとイメージしてたより、思いのほかドス赤くない。
「オソオセヨ」は僕の不義理を詰る言葉ではなかった。
けど学生プロレスの昼の回を観戦してからゆるゆる
参上した僕に、ランチビュッフェの僕の大好きな、大根と
牛スネ肉の煮物の、牛スネの肉塊は残されてなかった。
でもかわりに甘口のカレーをおたまで探ると
いい感じに煮崩れてない、弾力と旨味を湛えた肉塊が。
この煮殺さな加減がさすが半島の焼肉屋の流儀だな。
煮込みとカレーって。煮汁と煮汁が躙る。
やっぱりドス赤い。

苦行のような熱辛さと、やっぱり絶妙に煮殺さない
すじのゼラチンのぷるぷるをほふほふと屠って
お約束の半ライスコールにニガ笑われる。昇天の瞬間。
綴るごとに罪悪感に苛まれてきましたが
韓国の女優、イ・ヨンエさんおよび
映画『親切なクムジャさん』は町田に
実在する「一楽」とは一切関係がありません。
またここに綴られた会話、描写、シズル感の
10%くらいは僕の脳内で生成せしめちった
キボンヌを含むフィクションでした。
詫びる。
コマッタことにきょうも祭で学プロで「じゃランチは?」の議題に
脳内会議は全会一致なんだ。またハセんのか!ハセんのか!オレ?