粗忽麺屋日曜礼拝 | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


サゲなラーメン屋…


パチンコ屋の敷地内ってのがまず。店内は拳闘の
ポスターだらけで。鶏、鮭節、焙煎うるめ煮干
カクカクシカジカでそりゃあこだわってんですよ、豚骨?
フツーに炊いてますよあんなもん、みたいな能書きが
びつしり。だいたいここの券売機、千円札入んないんだ(笑)
そのためいちいちいちいち店主御自らが両替対応したり
大体あんま云いたかないが、居着かないんだよねパート。
あんなラーメンに取り憑かれたような危険人物の店は。


…とディスればキリがない。が、新券売機まさかの導入。
おお、偉大なる第一歩だぜえ゛!



天国屋、ワールドフェイマスへの。


きょうは特鶏白醤油麺でした。もう繊細な僕ちゃんが食レポなの
みたいのは女々しくてやなんで、いちいち書き遺してないけど
先週は長野県産の、中高生や障害を持たれる方といっしょに育てた
フランス鴨の、貴重な貴重なガラを使った白醤油かけそばだった。



無我も甚だしい…


この清貧なビジュアルは豪放磊落ジャンクを標榜する
僕のパブリックイメージの真逆を行く。清すぎる。
新券売機の、矢鱈に多すぎるメニューボタンのそれぞれに
「特」が設定されてた。ローストビーフのように滑らかな
低温チャーシュー、焙りばらチャーシュー、鶏チャーシューと
比内地鶏の味玉がつく。具の量が丼の完成度を左右するとは
かぎらないが、このひとつひとつのポテンシャルには


ひれ伏す。いちいちが繊細で精緻だが原価率の計算だけが
ポカホンタス。店が立ち行かなくなって困るのはこっちだ。


できるだけ金を落としたい。正当なる対価を。