ずっと好きなのに
砂を噛んだ夜は眠れずに
20年以上も前のメロドラマをイッキミ。
唐沢、福山…ときて、主題歌は稲垣潤一なドラマの
前にも書いたけど、万感極まる場面に流れんのが
ロッテンハッツ(笑)
東京のモッズ、ガレージ/ネオGSシーンの重鎮たち。
お茶の間的には名もなき花たちのポテンヒッツ。
なんだか息苦しくなるのはさ
いつも困り顔でオレを憐れんで、いつも眩しそうな
瞳で微笑んだ清水美砂、君のせい。男であるってことは
女を困らせ呆れさせ何度も何度も
はいはい…と許させて最後には
あっけなく忽然と消えられることだぜ。
という永久不滅のメビウス的帰結をオレにくれたのは
君だぜ。オレはいまだ君の神秘をいぶかしみながら
輪の中を巡りつづける哀れなマウス。
野島伸司の新しいドラマがやっていて、少し観たけど
あの頃のドラマっていうのはさ局もスポンサーも
脚本家もレコード会社のDも、一蓮托生で本気で
とりに来てた。数字じゃなく。今はもう無理かな。