正解はありますか先生? | キャプテンニッポンのソウル温泉

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ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


TOKYO TRIBE』を観てみてよ、と云って
観てくれた社の若人たちの反応は案の定


で曰く、悪ふざけ、ヒップホップが嫌。
まったくついていけません。まあそうかも。
原作は?と問うても井上三太自体を全員知らない。
口で説明しようとしてもまったく伝わらないし。



Santastic!いいのになあ。

スンミを演じた清野菜名がよかった以外に、僕が
ああいいなと感じたのが、猿山の覇権を争うように
もっさもっさと登場する一般的には無名に近い
と云うか僕はまったく知らなかった猛者ラッパーたち。
ああそうか。まだ手段はあるんだな。もうロックには
いない、いたら教えて欲しい、ギターやマイクで
世間に物申すバンドが。ミッシェルやブランキーが
姿を消してもう干支ひと回り、だ。そろそろ僕の生理を
逆撫でするような新しい表現が現れていい、そんな
期待ももう途切れた。僕の不徳の致すところだが、もう
煮立ってた。舌先三寸の知性と野性とを競うシーンが。


練マザファッカー
D.O。少なくとも現時点でのロックよりソリッドだし
あーるあんどびーと呼ばれる某かの軽音楽より
確実にソウルフル。何よりデブでハゲで小汚くて
着ている服が毎日同じで、まわりと同じで、悪人面でも
何ひとつ支障をきたさない世界って、とても信頼に足る。
僕は完全に乗り過ごしたが、息子はこの道を往けよ。


ボーイズ、ツー、メーン、マイサン。