リアルタイム世代ですよ。一家で、もしくは
父か母かのどちらかに連れられて映画館で。
その手の国民的娯楽作でしたよ、コレ。自衛隊が
どうの、ゼネコンとヤクザ、警察、マスコミの
わかりやすい凭れ合いとか、わかりましぇーん僕!
…とは口が割けても云えない空気漂ってたよね。
時代に。「お父さん、なにか来るよ!」と云われ
うん、僕行くよ、と。薬師丸ひろ子にケツの毛まで
毟られた世代ですよ。薬師丸ひろ子か誰かなんて
そんな選択肢はなかったよね。国家レベルで若気をね
至らしめられちゃった。だからどうも気乗りしない。
やだもの。自分がずるずる時代に引きずられてった
轍を見せられんのは。けど何かがオレに命ずるの。
中野良子、でした。
山ガールひゃっほう!いやいやいや。オレは当時は
彼女みたいなのオカメ顔って、いやもっと云や
オカチメンコってんだぜ。そう訝しがってた。でもね
今観るとおやおやおや、実にひゃっほうなお点前で。
脳内で否定的見解が挙がりません。
憂い顔ひゃっほう!薄手のニットひゃっほう!地方紙の
社有車がカントリーマンひゃっほう!深いスリット
ひゃっほう!無意味に男心をくすぐるだけのネッカチーフ
ひゃっほう!すでに6hyHwの数値を叩き出しましたよ。
いや自分は…
オレが健さんだったならね。かえすがえすも。
お前、真面目に観てんのかよ、と思われましょうが
真に偉大なる夏(八)木勲との、これが出会いでした。
大好きです。
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