小田原ノワール | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


結局オレは、オノレの吹かした駄法螺に
引っかかるように、忠実に箱根へ出かけた。



ちょいと通いの湯を冷やかして。


腹へった。どれ小田原寄って地魚でもつまむか。
ところがなんだかとても、魚が喰いたくない。
アレ行きまつるか。小田原系。オレの愛してやまぬ
上野原桂山は小田原ラーメンの系譜って話だった。



三代目 味の大西 醤油チャーシューわんたん麺


肉ダシ。醤油黒い。特有の甘い苦い。おお好き。
とどのつまり高貴なオレは骨やガラではイケないのだ。
竹岡式、武蔵境油そば、天国屋生醤油麺…いずれも
云ってみりゃ団子屋の焦げ醤油みたいなかぐわしさが
オレをとらえてはなさないのだな。基本、甘い苦い。


大西、ってのはどうも湯河原からあの一帯を仕切る
代紋フランチャイズみたいだ。二郎みたいにさ
あっちの大西はどうの、こっちがうまいのと小五月蝿い。
オレは地方都市のお家騒動には興味がない。めんどい。


ただ、わんたんがダダ崩れで後半戦、スープが暴れ出し
味覚が直角に曲がる。オダワランはそこがいいのだろ?


また来るよ大西の。三代目。




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