「それで私ねえ、ちょーとお願いがあるからと思って
話しかけたんだけど、ちょーと怒られちゃったのよ
私ねえ、むぅーりなお願いしたわけじゃないのよ、ちょっ!
…っとだけ車をね奥の方へ止めてくれないかしらーて」
となりの窓ばばあ。
訊かれてもいないことを滔々と歌うように。
世間体を気にしながらも被害妄想を炸裂させる
狂人特有のマシンガントークをペルシア語で
通訳を介して、このニュアンスを抽出したのだと
すればキアロスタミは名匠、と云うほかないね。
ああ虫酸が走る虫酸が走る虫酸が走るよああ。
映画って異物の経口投与だ。
でんでんはある意味コルレオーネを越える
フェノメノン。飲み下せんのか、せないのか。
オレに問う。
面白い白くないでははかれない。
忘れえぬトラブルメーカー、臨。
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