職場ではジャンク、熟女好き、ファンタジスタと
揶揄される僕ですが、や、目に映る口に入れる…
心波立つものすべて、身の丈、目線の高さです。
心外だよ、と憤りながら。妄想って言葉がどうにも
気に入らない僕を「ファンタジスタ」と定義してくれた
Kさん。ありがとう。それ僕、気に入りましたとても。
ゆうべの山田太一ドラマ、『よその歌 わたしの唄』は
またいつもの立っているのがやっとのノイズの嵐で、
寓話と呼ぶにもあまりに突飛で奇異なとりとめのない夢。
いしだあゆみは、もはやタテヨコ比の修正のきかない
銀河系外の未知の住人のようだった。『キルトの家』では
松坂慶子が、やっぱりヨコタテ比の破綻で僕を幻惑した。
鳳蘭も。まるで魔女裁判だ。オファーは蹴れないのかな。
けれど太一のシナリオの断罪にすべてを暴かれた、かつての
女優たちはやがて薄桃色だった頃、乙女の記憶を取り戻す。
世の熟女を置き去りにする乙女が息吹く。
ちょっとごめん、中越典子どころではない。これはそう
節操のない僕への異端審問でもあった。山田太一って。
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