ああ 刻まれたままの傷とともに
仕事したり 遊んだり 泣いたり
もう あきらめたい 悲しみとともに
テレビみたり レコード 探したり
まっぴらだ
できれば
おまえを
忘れていたい けれど
坂本慎太郎 『傷とともに踊る』
あの夏のゆらゆらが、10年やそこらののちに
田島貴男や小西康陽が慌ててパンツ穿くくらいの
甘いやつをぶっ放すようになるって。ぜったい
信じなかった。あの日だってそうだった。へーえ(笑)
サイケのぬらりひょんども、オレの欠伸を数えて。
みやがれ。したら彼らはワイト島のザ・フーみたい。
オレは絶叫しながら言葉とリズムに撃たれていた。
いつもシラと裏を切る。FMで聴いて「あら素敵」
となった主婦が何の疑いもなく、山下達郎の
ベスト盤といっしょに「買っちゃった」。やや暫く
して、定年間近の旦那「妻が最近ヘンなんです」
「まだ求められてコマるの」赤のオレにそんな機密を
漏らすマダムが、これ聴いて全開になっちゃったら。
誰が責任を取るのか。取る。引き受ける。
いやCDのほうじゃなく。オレはブックオフじゃなし。
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