おいBOYS
誰かにまちがってるって
怒鳴られて
ちぢんじゃって
意義なし
ヘイ ボウズ
オレたち 肩で風もヒュー
切らなくちゃ
希望も持たなくちゃ
一致団結 誰がピンチ?
おとすまで走れると
勝ちたいと思わないか
思わないか
NEW AGE
熱烈に酔ってしまえば
ララ ラララ
NEW AGE
知ったかぶって自慢さ
ララ ラララ
おいら NEW AGE スクラム
ガッツに満ちてるぜ
あれだ オレたちだって
バカじゃないぞ
OH オレたちだって
あれだぞ オレたちだって
バカじゃないぞ
アタマいいんだぞ
COBRA 『オレたち』
その昔、スキンヘッズやOiがちゃんと
語られることが少なかった音楽雑誌では
MA-1にフレッドペリーのヨースコーが
「普段着パンク」と紹介されてたりした。
まあジャンパーにポロシャツ、だし(笑)
ジョニー・ロットンやミック・ジョーンズの
ニヒリズムとは程遠い。でも歌声は誰より
気高かった。英国的フーリガニズムを肌で感じ
ポップに噛み砕いてみせた、メジャー2作品
'Oi Oi Oi'と'CAPTAIN NIPPON'は今もなお日本の
ロックンロールの金字塔だ。キャロルなんかや
RCサクセション、ブルーハーツと肩を並べる。
でも所詮はOiはナショナリズムの暗い影を
背負った異分子たちのレベルミュージックだろう?
『男の渋公』『キャプテンニッポン武道館』を
ぶちあげてなお、なんか歯痒さを拭いきれなかった。
「コブラっていましたよね、あのダサい」とかさ。
云われると。宣われると。
この。今もいんだよ、この。お前なんかにさ
わかってたまるかってよ、この。と心の中でさ
一瞬ファイティングポーズをとりつつ、結局
作り顔で「うん、まあ」とかお茶を濁してみたり。
そんな歯痒さ、今でもあるな。ダサいもの(笑)
でも。
COBRAは終わらない。終わらせない、ヨースコー。
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