なのに 永遠の嘘を聞きたくて
今日もまだこの街で 酔っている
永遠の嘘を聞きたくて
今はまだ二人とも旅の途中だと
君よ 永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ
傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく
放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
嘘をつけ永遠のさよならのかわりに
やりきれない事実のかわりに
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければよかった人などないと笑ってくれ
中島みゆき 『永遠の嘘をついてくれ』
へえ。中島みゆきの書いたこの曲がいいのとか
云ってたのは誰だっけ。『糸』だっけ。
あれ吉田拓郎だったっけ。どっちにしたって
そんなもん、腑におちる腑がないのさと
内心小馬鹿にして訊いていたと思うが今になって
映像や詞をこうして引いてみるってことは
あれは、なかなかどうしてまぎれもない
真実の瞬間だったのかも。噛みしめはしないけど。
いやいや(笑)粉雪のニューヨークぐらい遠ければさ
まだ美しく嘘ではぐらかしようもあるんだって。
と。どこ吹く風のようにしれっと、鼻先をかすめて
渡る風に、気の遠くなるような遅レスを書き殴ってみる。
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