Hurt me | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!



 やるだけ無駄無駄…
 賢い人間はそれがわかってる
 オレは知ったこっちゃない
 けどあと一歩踏み出せなかった

 ひとりぼっちで凍えそう
 ベイビー お前のいない部屋に
 ぽちん なんてこたないけど
 ただいまを言う相手もいないし

 思い出にしがみついては駄目駄目
 両腕で すがってみたところで
 何もどうもなりはしない 無駄無駄

 お前はぶっとんだガキだった
 名前すらなかった オレなんかと
 ずるずると一緒にいたせいだ
 でも オレたちふたりは分かちがたい
 似たもの同士 だったよな なんて

 思い出にしがみついてちゃ
 駄目なんだって その手
 悪あがきはもう いいかげん…




Johnny Thunders 'You Can't Put Your Arms Around A Memory'


あらかじめ負けが決まっていた僕の、'Don't try'の
諦念もやはりパンクからの大切な授かりもの。
知ってる。強面で、唇の端をつり上げてみたところで
ストラマーもジョニサンも、ロットンやシドだって
生白くて弱々でストリートワイズの欠片もない
ケツの青いガキだった。悩み多き。そこらの
馬鹿にはわかるまい、ってくらい煩悩の塊だろう?


みんな儚くて消えてなくなりそうだった。
実際にほとんどみんな消えてしまった。


ひきかえこのオレはまだまだ、だ。
オレの思春期はこれからだ。サテコマッタ。










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