月火水、と恋しかった。
赤城のことで頭はいっぱい。
てことは鈴木ちなみと豚。
オレの思考分布はワンツーパンチ(・∀・)
汗かきべそかき二進法の野蛮人。
「君の瞳は分厚いステーキだ」
とんかつの次はこれだ。ポークソテー。
ソテーって何語だ?なんで豚はステーキを
名乗らせてもらえないの。豚は豚だから?
でもソテー。響く。オレもそてえんだ!
ピアノの鍵盤のド。から次のドくらいまで。
大きさ。豚の脂はここ十年くらいで劇的な進化を
遂げたなあ。でもあのぶりっとした食感を嫌う
お嬢は多いよね。食べてみて。あーん♪
くしゅ。奥歯の、軽く触れるか触れないかの一撃で
ほどける。立体像でたちあがる甘さ香ばしさ。あ。
アタシってば。
それそれそれ。ジュクジュクジュクジュク15分くらい。
そんな火通さなくたって、てくらい入念な調理は
ビロードのような舌触りの赤身と、甘い脂の
時限爆弾をシンクロさせるための、周到な儀式だよ。
結局、この店は何喰ってもうまいはず絶対の絶対。
この呪いのような火加減あるかぎり。
『とんかつ赤城』、震撼の☆☆☆☆☆。
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