あてはないけど 紙ヒコーキに
愛のことばを走り書きして
くすんだレンガの街をみおろす
窓のかたちに広がる空へ
とりとめのない気ままなものに
どうしてこんなにひかれるのだろう
荒井由実 『紙ヒコーキ』
あらかじめ、あの荒海での気乗りしない航海を
見越しての。ワンモーホリデー。気儘に。
家風呂にやばいくらいの量の、ヒマラヤ岩塩とか。
二度寝とか。そんな怠惰でどれほど熱量を消費?
それでも腹はへる。
カツカレーのアサノで。
カツぬきを。揚げ油の味と薫りが邪魔な
日もある。ルウとサシで対峙してみる。
様式美はうつくしいから様式美だが、背を向ける
ことで見えてくるうつくしさも、あるはずだ。
澄んだブイヨンの味と、カツ衣のリリーフが
ないぶんスパイスの踊り方がワイルドで
まあ九分九厘がカツカレーな店だ。素のルウは
ほんの少し塩分が強めだ。ザッツまほろクラシコ。
もうカレーは相模原マボロシと、蓮沼インディアン
町田アサノの、永遠の三拍子でいい。ワンツースリー。
ワンツースリー。ワンツースリー。
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