BLUE NOTEレーベルのオルガン・コンピ。
イーハトーヴォの花巻温泉郷や野沢へ。
ひとり黙々と轍を蹴って、ああもう
歌物は煩わしいや、ってなる蒼い夜明け頃には
きまってコレが鳴ってる。淡々と。タンタン。
ハモンドの音色って、ちょっと人間の
生理に反する、譜面台に載らない奇妙な倍音が
ずっと影のようについてきて。長旅で鈍った頭に
やすりをかけてくれる。そんな感じだな。うん。
まあコレはジャズ、ってより歌なしの
リズム・アンド・ブルーズくらいなもんと思うし
ジミー・スミス以外はまるでわかんないし(-_-;)
でも二十年来の愛聴盤。古い地図みたいなもん。
さて、もうそろそろ遠乗りに出かけようよ。
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