もがきながら生き腐れてゆくのを
脳裡で鮮明にイメージしながら。
巧みなハンドリングと、トルクフルな
アクセルワークで。房総半島を北上。
1時間半で漁港到着。「すっげえ

まかせろ。オレは学生時代から『パンクチャリー』
の異名をとった男だ。「パンクちゃり?」ちげーよ。
パンクした自転車じゃ。定刻男、ってこと。
ワイルドワイルド外房な店構え。
土産屋のレジで、生け簀のエビを指名してから
空調なし、扇風機の強風が横っ面を吹き殴る、ただの
小屋へ。ウルルンな緊迫感。それでも腹はへるのだ。
中東の、灼けた目をした砂漠の戦士のような
海の男たちが厨房を行き交う。地の果て。
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