ハイウェイSAPA | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

サイドシートにおまえを感じれば
地図がなくても行けると あなたは言う
私のことがわずらわしいときは 少し
ラジオを 大きくして

おかしすぎて 涙が出る
今がうそみたい
みんな捨てて どこでも行く 何だってやる



松任谷由実 『ナビゲイター』


気がつくと、真昼の夢遊病のように
這い出してサービスエリアにぽちんと佇み
トイレ、煙草を吸い、なんかを貪ってる。


きのうは関越下り、高坂で牛タンつくね串。
みそポテト。土地の風を匂わせながらもその実
無国籍無軌道。都市とかの地を結ぶ線上の点。

エアポケットのような、旅人の特別自治区。
アレを家に持ち帰ったらきっと、葉っぱに変わってる。
海老名や談合坂、高坂のようなメジャーリーグ級の。

デパーチャーの気運に満ち溢れたソレもいいが
ドラクエの廃墟の町、どくのぬまちのような。

誰もいない、自販機のサーモスタットだけが
唸りをあげる、名もなきオアシスも好き。ずっと
冷遇されながら、ただそこでオレを待っていた。


冷えすぎたブラックコーヒーがいい。








Android携帯からの投稿