アメリカには、黒人発祥なのか
白人発祥なのかわからない民謡が
あって、それをコモンストックと
呼ぶのだと。白人のカントリー。
黒人のブルーズ。それが互いに寄り添い
共振しあって、ソウルミュージックが生まれたと。
ピーター・バラカンの『魂のゆくえ』にはそう。
ブラックとホワイトの交わる場所。じゃ
イエローは?オレらはこの歌たちを誇らしく
歌わん。膚の色や、ジャンルを超越した世界基準。
想像力の羅針盤を持つ、選ばれしものが集いて。
総力戦。にっぽんのソウルミュージック。
コイツらいつ寝てたのか。訝しいほど村の衆の
畏れを知らぬ異種交配の儀。未だに追いつけない。
尖鋭でありながら普遍たろうとしたエイリアン。
売らんがための音楽家は土地でも転がしてろ。
衆院選出馬を仄めかすフォークシンガーは恥を知れ。
ユーミンや松本隆は、普遍の成層圏を突破したけど。
言霊や音符の力を信ずればこそ、だ。
そしていまだ村にとどまる異人たち。彼らもまた
信じつづける。音楽の万能を。リズムの魔法を。
ビジネスはノーサンキュー。Sorry!
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