月灯りきみの肌が青白く炎える
ひるがえるスカートから街が広がるよ
いつも首ったけ きみに首ったけ
朝まで膝まくら うとうとさせて
この巻き毛このくちびるが夢を紡いでる
窓の外 H・G・ウェルズのサブマリン浮かぶよ
いつも首ったけ きみに首ったけ
キャプテン・ネモの弾くハモンドの調べ
流れ星 雨のように降りそそぐ都市に
ふるえてるきみを抱いて夜を渡りゆく
いつも首ったけ きみに首ったけ
あたたか胸の中 うとうとさせて
小坂忠 『流星都市』
一日中土埃にまみれて、むろん望んだ
流浪だが、爆音忘我と肉体疲労の果ての果てに
こんな感じが恋しくもなる。武井咲が降りてきて
ひんやりと、「帰っておいで」と。少し変な声。
だいたい咲、のくせに「えみ」って何だよ?
今夜さ、コステロに会ったら帰るよ。
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