さあ次行くよ。この街のツンと
デレの、高低差を自在に司る魔女に。
拝謁つかまつる。素通りは許されぬ。
『徳記』。ああほんとうは毎日でも来たい。
きょうは冷やし麺を。二種類ね(`∀´)
「醤油しかないよっ」え?去年は胡麻だれが。
「ないよっ」今年は胡麻だれに言及させない気だ(ノ_-。)
じゃソレと豚足の煮込みで(T-T)「ふんっ」
コレを喰うまでは、豚足なんてゲテ中のゲテ
だった。下処理の段階で、皮面を油で揚げてあるため
ほのかな苦味、妙なる香ばしさが、ゼラチンの塊を。
ダレることなく最後まで喰わせる。コレが洗練だ。
見た目のグロさに引いてはいけない。コレは地上で一番
崇高な味のひとつだ。皿の底を満たす汁は高貴な水分。
まるで醤油辛くなんかない。聖なる滴だ。
酢をひとたらし。舐めるように飲み干すべし。
上唇と下唇が。コラーゲン結合し、息をつぐことも
「旨え」の一言ももどかしい。ぺっとんぺっとん。
悪名高き徳記のオバチャンだが、さっきの
店みたいにガラガラのくせに相席強要みたいな
無体なマネはしない。気高い女帝の美学を貫いた
ツンだ。人民元を貪る、さもしい匂いは皆無だ。
ああもう(ノ_-。)唇がさ、無駄にぷるぷるなんだ。
キスしておくれよ、オグ。来ねえし(#@益@)q
「物云えば 唇寒し 夏の凪」
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