ヴェガスから あてなく続く砂塵の道
お前がいた 何処よりマシな何処かへと
曲がり角にある ちっぽけなカフェには
ぶっ壊れた コーヒー・マシーン
お前を呼ぶ 届いているはず 呼び続ける
渇いた熱風が 吹き抜ける お前が
残していった 赤子の泣き声で眠れない
そろそろかもな 潮時か 甘い結末なのか
呼び鈴は空を切る いるだろ? 呼び続ける
Jevetta Steele 'Calling You'
シネマライズの時代。コレや『ブルー・
ベルベット』から『トレイン・スポッティング』
『Lock,Stock and Two Smoking Barrels』あたりまでは
足繁く通ったスペイン坂。やくざ映画じゃなくたって。
帰り道は、肩で風切って歩いた時代。けどさ
夕闇の渋谷スクランブルで、オレだけが尊かった。
ふいに呼ばれて記憶が。そうオレは
お前を呼び続けてる。
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