君とShangri-La | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

今年は桜にふられた。
大海原のような廿里(トドリ)には行かれず
つくし野ファンファン坂の桜は朽ち果ててた。

雨男。定休男。臨休男。
運休男。ジコラレ男はハナミデキズ男。全体的に
星のめぐりの悪さを自覚しなきゃ、なのか。こんな日々。
誰かの胸に顔を埋めるかわりに、賛美歌を。


前に書いた。一十三十一の
『プラチナ』とフリッパーズギターの'Slide'。この
ふたつのうたはいつだって無条件に降りそそぐ。聴くと
果たせなかった想いがマジックインキのようににじんでく。



(スピードのざわめきがただずっとずっといつも)
(ステレオの囁きがまだ ずっとずっといまでも)
(世界のスリル シュールでシンプルなスライドさ)






「いつだって僕が伝えたいことなんてないのさ」


こううそぶくトラックの裏で
なんかぼそぼそ歌ってる。シングル集のコンピには
歌詞カードなかった。8センチCDを買い求めた。あった。

伝えたいことは、なかったんじゃなく
あった。ずっとずっとそこで渦巻いていた。伝わらない
もどかしさと狂おしさと、あきらめ。かな?無力な自暴自棄。


少なくともオレには伝わった。今も同じとこに作用する。






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