Hey Jude | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

ポマカが嫌いなわけじゃ。
'Long Tall Sally''I'm Down'…好き好き。
火を吹くようなシャウト。いいねえ。でも
ポール節全開のバラッド。コレがつらい。喰えない。
ザローンガーン♪ブシッ。たとえばあの歌はオレのなかでは
『ザローン』というタイトルの歌だ。

ワインディンロー♪まで決して
再生されることのない。あとは『イエ』とか
『ミッ』とか。ついこないだまで『ヘイ』と呼んでた
歌もそう。歯、溶けますやん。あんなー甘々のー。


だからね'Mono Masters'の
2枚目。'Past Masters vol.2'にあたるアレ。
アレも気が進まなかった。『ヘイ』のヘ…くらいで
ブシッ。タイトル『ヘ』(笑)そうしてやるつもりでいた。

ところがだよ。ヘージュー♪に
つづくピアノの重低音にいきなるボコられる。
2回目のヘージュー♪で鳴りはじめるタンバリンのさ
チッ・チッが眉間のあたりに飛んでくる。

メキリベラァ♪で導かれる
リンゴのタムタムのフィルインは間違いなく
今ここで鳴ってる。ナナナ・コーラスの頃には
目の前に4人が。アビー・ロード・スタジオ?ここ。


「なあジュード つらい現実をさ
受け入れるんだよ 現実ってのはさ
まあ何て云うか つらいもんなんだ」

ああ。そうか。ジュードってオレだったんだ。







つづく'Revolution'。オレは
ギターアンプのスピーカー。の皮。になってた。
ペッタンコにされて、レノンのエピフォン・カジノに
蹂躙されて、ビリビリいいように震わせられてた。


モノラル・マジック。まるで臨死体験。



Android携帯からの投稿