グラミーのニュースで
ポール・マッカートニーがフーファイを
バックに『マジカル・ミステリー・ツアー』を
歌ってた。ノラ・ジョーンズやコールドプレイも
ビートルズ・ナンバーを。
いちども積極的にビートルズと
向き合ったことことがないので、へえ…
ぐらいな感じで。平たく。流し流し。そしたら
ニール・ヤング登場。何をどうしたらこの選曲か?
『アイ・ソー・ハー・
スタンディング・ゼア』。うわあ。オッサン
あいかわらず異物感満載だね。空気読めてない
くせに場をかっさらってく。得意だね(笑)
もう20年も前、ボブ・ディランの
30周年記念のトリビュート・ライヴが
あって、そこでも持ってっちゃったのはさ
ニール・ヤングだ。シニード・オコーナーの
痛烈なローマ法皇批判のアジテーションの直後
ブーイングと怒号渦巻く会場をギターで一閃。
ブッカーT&The MG'sをしたがえ
'Just Like Tom Thumb's Blues'を。反則でしょ。
このカッコよさ。何だ、この底知れぬ懐の深さ。
力強さ。逞しさ。抱かれてえ。抱いてくれ。
この日のコレを目の当たりに
して以来、ずっとこの胸を焦がし続ける
野望が。ニール・ヤングのコピー・バンド。
揃いのネルシャツに、揃いの落武者ロン毛ヅラ。
ギターは何人いようと構わない。ステージ袖には
デカい扇風機。全員が横っ風に吹かれながらさ(笑)
バンド名は『ネルシャーツ』だ。
この話をするときまって
「まったくオマエってやつは…」と腹抱えて
笑ってもらえるんだが。や、笑わせたいわけじゃ。
真面目な話をしてるんだ。オレはマジなんだ。
「本気」と書いて'Heart Of Gold'と読むんだ。
You keep me searching for a heart of gold
And I'm getting old...
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