職場の別のシマに
Mくんという実にいかした青年がいて
彼はとても痒いところに手が届くロック
好きで「この前、ジ・オンリーワンズ観て
きました」とか「フライング・ブリトウズの
あの曲って…」とか。
あまりに話が弾むので
休憩時間を過ぎてしまったり、あるときは
タイミングを見計らって、半ば強引にクルマに
押し込み、ルーガレーターかなんか聴かせながら
家まで送ってったことも。や、オレ、ヘテロだよ(笑)
いまは滅多に。1年にいちど
すれ違うかどうか。こないだ久々に話す
チャンスに恵まれたんで、顔をピンク色に
紅潮させアレやコレやと。
したら、アレ観ましたか。
ドクター・フィールグッドのドキュメンタリー
映画。何ソレ?知らないけど。取材されてないし。
ジュリアン・テンプルですよ?誰だっけ?
ジュリアン・テンプル。
監督。ピストルズの'The Great Rock'n'Roll
Swindle'やスウィンギング・ロンドンの寓話
'Absolute Beginners'の。くっそノーマークだ。
ビギナーズのサントラは、今も狂おしい逃避行の
序曲だ。高らかにパッパッパウ~♪だ。
前に仕事辞めて
プラプラ。水土水土の規則正しい競技場
生活を送っていた頃、親愛なる雑誌編集者
ミルキー島田の、超法規措置的粋なハカライで
ウィルコ・ジョンソンのインタビューを、オレに
させてくれると。フィールグッズのギタリスト。
マジか。まあ当日は
緊張と興奮でたいして突っ込んだ話も
訊けなかった。愛想ねえし。記念写真。
オレの頭をマシンガンギターでブチ抜いて
下さい。通訳困惑。後日貰った写真はひどく
間抜けヅラ。蒼いフォトグラフ。
フィルムのなかの
ウィルコはやっぱり偏屈で…と云いたい
ところだが実はまだ届いてないんだ。ブツがさ。
急いでよamazon(-_-;)
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