王将へ。
中学生の頃、東京へ初上陸を
果たした王将のポスティングは凄まじかった。
ビラじゃない。茶封筒にタダ券ビッシリ。実弾。
しかも一度や二度じゃ。日々実弾投函。
クラス男子全員が
親指と人差し指を目一杯広げても
持ちきれないほどの餃子タダ券の束。もはや
札束に等しい。中坊の危険なステータス。
腹へった。王将。
行くとこねえな。王将。よう久しぶり。王将。
眼が合えば王将。放課後の待ち合わせは下北駅前。
王将。ママ泣くし。買い物で通るたびにオレがいる。
毎日。王将に。恥ずかしい。
ママ大丈夫。全員いる。ほかのママも泣いてる。
王将ポスティング作戦大成功。シモキタ陥落。
かくして王将は
悪い世田谷ニアンの、シモキタジャンキーの
ソウルフードに。刷り込み。完全なる飼育完了。
オレの考える王将は
こうだ。王将フルコース。満漢全席。
リャンガーコーテル。
ソーハン。エンザーキー。イタリアの
ジョカトーレの名前じゃ(笑)餃子2人前。
焼きめし。唐揚げ。餃子も焼きめしも
王将が至高、とまでは云わない。
でも王将の味は
世の餃子の合否を判定する、Go-NoGoゲージ的な
自分のなかの基準値。つまりコレを超えれば最高に
うまい。下回れば喰えるレベルにないと云うこと。
でもゲージがGoに振れることは稀、だよ。
唐揚げがまた。フツーっちゃ
フツーなんだけど。塩コショーが小袋か
別皿で、がデフォ。別に本体の味つけがさ
薄いわけでもないのにね。王将ミステリー(笑)
この塩コショーを
餃子にちょいちょいつけて食す。これは
ルイがまだ保育園だった頃に教わったワザ。
なにげにオマエ偏差値高いんじゃ(-_-;)
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