ド演歌ソウルの真骨頂。
この目線のくれ方(笑)杉サマ?
ルーサー・イングラム。
ジェームズ・カーの
′Dark End Of The Street ′に並ぶ
サザンソウルのブ厚いラブソング。
もし貴方を愛することが
まちがいだと言うのなら
私は正しくなどありたくない
まるでダメですね、こんな訳は。
サザンソウルに描かれる、男と女の
情念は、高校のグラマーのテキストでは
38億年かかっても解き明かされない。
貴方を愛したのが運命(さだめ)なら
うしろ指 うしろ指 さされても
分け入れども 分け入れども けものみち
愛に 括弧や但し書きは いらないぜ
こうだろ?
途中、細川たかしが混信しました(笑)
よいこのみなさん。
こういう大人のソウルをCheating Soulと
呼びます。人は誰しも平和に平々凡々と
生きることを望みますが、しかし人間は
誰しもそれに満足しきれないもうひとりの
自分を持っています。
古今東西、優れた文学や絵画が
生まれてきたのは、このもうひとりの
自分自身の発露にほかなりません。
ロックやソウルの、ある種
インモラルな表現、わけてもサザンソウルの
呆れて物も言えないような貞操観念のなさは
時として、むき出しのヒューマニズムを
描いた目映いばかりの一芸術たりえる
のです。
わかりましたか、みなさん。
全然わかりませんね(笑)
では忌野清志郎さんという
ソウル歌手のいたRCサクセションの
『指輪をはめたい』を聴いてお別れ
しましょう。
「はめたい」のは指輪ではありませんね。
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