『早春スケッチブック』を
読み返した。本を一々書庫に整理する
習性がないので、失くしたと思ってると
何年かにいちど何処からか出てくる。
別にDVDボックスを持ってなくても
このドラマの色んな場面やセリフは
全部頭の中の奥のほうに記憶されてて
たまに読み返すと、古ぼけた記憶の
断片が、小室等のサウンドトラックや
ブルガリア?民謡??みたいな劇中歌と
ともに鮮明にイメージできる。
で、その時々で
山崎努演じる沢田に心酔してみたり
河原崎長一郎の小市民的立ち居振舞いに
自分の身を重ねてみたり…
感じ方は移ろいゆくのだけど
不思議と岩下志麻が演じた妻・都の
印象がない。なかった。
どんな感じだったっけな…
と思ってちょっと探してみたらさ
うわ!
うわあ…
胸が痛ひ。
作中で賢母であり続け、一方で
慈しみ深きひとりの女でもあった
望月都、と岩下志麻。うん。いい。
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