本日は、参院選の争点になるであろう「憲法改正」についてお話します。橋本大阪市長による、いわゆる従軍慰安婦を巡る発言以降、憲法改正に 関する議論が停滞しているように思います。私たち与党は先の衆院選で2/3の議席を確保することができました。しかし、参議院では未だに過半数に達しておらず、“ねじれ”は解消してい ません。そうした中、憲法改正に関する動きを前に進める上で重要なのは、問題意識を共有する仲間を増やすことです。
 特に話題に挙がっている96条改正。有識者の中には、本改正を「国家権力側に立つ人間が、国家権力に対する抑制を緩和するもの」だとして 異論を唱える方もいらっしゃいます。しかし、私はその考え方に反対です。そもそも、国家権力側に立つ私たちは、国民の皆様によって選ばれ た「国民の代表」です。ましてや、その立場も永続的なものではありません。国民の70%が憲法改正の必要性を感じている今やるべきは、憲法を時代にあったものに変えることです。
 96条改正はその入 り口論です。近く参院選を迎えますが、96条改正にかける思いはただ一つです。「憲法を国民の手に取り戻す」。私はこれが憲法改正を実現するラストチャ ンスになると思っています。参院選まで残り1ヶ 月を切りました。心を一つにして頑張りましょう。