【被災地レポート⑰】
 
宮城県は東北一のイチゴの生産地。

しかしビニルハウスはすべて流された。

また、3200haの耕作地の85%が海水による塩害に。

田圃の排水施設も全壊し、当分農家は生活を取り戻せない。

国や県は、救いの手を差し伸べるだけでなく、自立するための雇用対策(希望)を示さねば。

現状を目の当たりにすれば、とても地方自治体の財力では復旧できないことは一目瞭然である。

(かつては美しい田園風景が一変、見渡す限りの瓦礫の山)
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【被災地レポート⑱】
 陸地の被害が甚大なので、つい見落としがちになるが、港湾内にも多くの瓦礫が沈んでいる。

地元漁師さん曰く「残った船で漁に出たいが、港は使えず、漁具もない」と。

港湾整備は、復旧作業の最後になりがちだが、海運ルートを確保するためにも、同時並行で作業せねばならない。

日本は海洋国家なのだから。

(女川港は、とても船を着けられる状態ではない。)
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【被災地レポート⑲】
 災統合任務部隊司令部を慰問。

総務部長(1佐)自ら概況説明を頂く。

被災地には、全国から精鋭が集められてきている。

司令部には600名近くの幕僚が集い、叡知を結集していた。

顔見知りの先輩もいて頼もしい限り。

先輩方、何卒宜しくお願いします。

(地震で隆起した、赤レンガの石畳)
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(半旗を掲げ、弔意を表す東北方面隊司令部庁舎)
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